ヒラシのFIVESTAR釣行ブログ

面白い釣り紹介コーナー~チニング初心者編~

脱皮したてのカニを使いながら、再び!チニング! 5-28 screenshot











一年中狙え、タイ特有の引きを楽しめるということで注目のターゲットです












釣り方も多く、昔ながらの落とし込み釣りや近年スタイリッシュ化が進行してるフカセ釣り
ローカルな釣りだとかぶせ釣りやポカン釣りなどがあります












今日は数ある釣りの中から最もゲーム性が高く、ハードルが低いルアーフィッシング












通称チニングを紹介します











初心者編ということで出来るだけ用語を使わず(使う場合も説明を入れる)丁寧に解説をします












それではやっていきましょう













チニングの魅力
魅力は何といってもお手軽さにあります











竿とリール、ルアーがあればチニングが出来ます












夏等暖かいを過ぎて暑い日が増える日々がメインの釣りですので












すぐ行けてすぐ辞められるのはメリットです













また、エサ釣りにはないメリットとして柔軟に釣り方を変えることが出来ます












後述するルアーの数々を状況に応じて使い分け、一匹を釣ると楽しいです















チヌの生態
釣りで上に行きたいなら魚の生態を知っておく必要があります





北は北海道の南部、日本列島、朝鮮半島から台湾までの東アジア沿岸域に分布する。ただし奄美大島以南の南西諸島には分布せず、ミナミクロダイ、ナンヨウチヌ、ヘダイといった近縁種が分布する。
タイ科の大型魚としては珍しく水深50 m以浅の沿岸域に生息し、河口の汽水域にもよく進入する。さらに河川の淡水域まで遡上することもあるため、能登地方では川鯛とも呼ばれる。環境への適応力が高く、岩礁から砂泥底まで見られ、汚染にも比較的強いため東京湾や大阪湾など、工業地帯の港湾にも多く生息する。冬は深みに移動するが、夏は水深1-2mの浅場に大型個体がやって来ることもある。
産卵は春に海域で行われ、直径0.8 - 0.9 mmほどの分離浮性卵を産卵し、水温20 ℃では約30時間で孵化する。孵化直後の仔魚は体長2 mmほどで卵黄嚢をもつ。体長8 mmほどから砂浜海岸の波打ち際や干潟域、河口域などの浅所に集まり、プランクトンを捕食して成長する。生後1年で体長12 cm、5年で26 cm、9年で40 cmほどに成長するが、マダイと比べると成長が遅い。夏から秋には海岸域で全長10cm足らずの若魚を見ることができる。若魚はスーッと泳いではピタッと停まるのを繰り返しながら餌を探す。水中の砂底で砂煙を上げるとこれらの若魚が近寄ってきて、多毛類やスナモグリなどの餌を漁る様が観察できる。成魚は悪食で小魚や甲殻類、貝類、海藻類、果てはスイカや蜜柑など様々なものを捕食する。











めちゃくちゃ長文ですが要するに日本のほぼすべての沿岸水域にいてなんでも食べる魚です












ただしこのなんでも食べるというものが厄介で正確にはなんでも食べる(ことが出来る)です












つまり数多くのエサがあってもそのたった一つしか食べない日なんてこともあります











そこが面白い場所でもあるのですが同時に難しくもしています













準備するもの
さて準備するものを紹介します










竿はお手持ちの20g前後のルアーを投げられるルアーロッドで代用も出来ますが
やはり専用の竿を手に入れたほうが良いです
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これは専用竿ALL RANGE KING














チニングなら万能に使えるコスパのいい竿です










さらに状況に応じて使い分けられる2タイプ販売なのでさらに特化したいときにオススメです











今回は初心者編なのでどちらか一本ということになると思います












となるとオススメはソリッドモデルです










こっちの方は初心者オススメの釣り方の適性が高いためオススメです














リールは2500番台のスピニングリールなら何でもOKです











この文章を釣具屋さんのスタッフに魅せたらおそらく一発でオススメを出してくれるはずです












そんなところ敷居が高くて行けないよ~~~!!!という方へのオススメが














リールに付ける糸(道糸)について考えなくても最適なものがセットされているため分からない人にオススメです











普通にリールを買った人は道糸が必要となります











これはPE0.8号を150m程度欲しいです











PEラインは伸びが少なく、感度が良いためルアーフィッシングに最適ですが










この先に結ぶ糸(リーダー)が必要となります











こちらはフロロカーボン2号が最適です









糸と糸を結ぶやり方は10秒ノットと呼ばれる方法があるのでそれがオススメです












いよいよ本命のルアーです











使うルアーはかなり種類あって迷いがちなので万能かつ動かすのがかんたんなものを紹介












それはワームです










これはシャコやカニを模した柔らかいルアーです











使い方もゆっくりリールを巻くだけと簡単です












買うものはこの商品このワームがオススメです












最初に貼った商品にワームをまっすぐ刺して使う感じです










両方とも2~3個は最低でも持っておいた方が安心できます













釣り方
どこでも釣れるとは言われていますが一番釣りやすい場所が河口です











河口はチヌが食べるカニやシャコが多く、そのおかげで釣りやすい状況になっています












河口の場合投げる場所は黒くなっている場所の少し先です












黒くなっている場所は急に水深が深くなっている場所か障害物がある場所です











チヌはその周りに潜んでエサを待っているためその周りに投げると良いというわけです











上手く投げることが出来たら糸を出して糸が出なくなるまで待ちます











出なくなった場所が底です












底に着いたのを確認したらすぐにリールを巻きましょう










速さは一秒に一回巻く程度のゆっくりとしたペースで巻くと良いです
時々リールを巻くのをやめて待つ時間を2~3秒作るのもいい方法です












数回投げてダメだったら横に数メートル移動を繰り返してチヌがいる場所を探します












チヌがいた場合、まずコツコツといった底とは違う違和感が手元に来ると思います












これはチヌが口先でエサかどうかを試しているときです











まだ咥えていないので違和感を感じても我慢して一定ペースで巻きましょう












上手くいくと勢いよく引くタイミングが来ます











ココが食べたタイミングなのでそこで思い切り竿を上げて口に針を引っ掛ける(アワセを入れる)
のが必要です












チヌの口は歯もあり硬いので強すぎたかな?と思っている力でも案外大丈夫です















いかがでしたか?





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ヒラシのコーナー~行列は多分出来ない釣り相談所~

お疲れ様です。ヒラシです。












本日は直接来たお悩みについてQ&A方式で答えていきます!












数多くの質問誠にありがとうございます!













期間内に来た質問全6件から厳選して6個のお悩みに答えていきます!













Q.キス狙いの場合で合わせが必要なタイミングってあるの?













A.ある













基本キス狙いの場合合わせは群れを散らす行為ということでアワセはタブーとされています。












天秤の振動で十分フッキングできるため少しの早巻きで大丈夫です












しかし、合わせを入れなければならないケースは存在します











すぐ思いついたのが以下3つのケースです












遊動天秤使用時
遊動天秤の場合、天秤のリングとリングの間を通して接続するため天秤のバネ作用が使いにくいです。











また、この場合良型キスを狙うため群れはそこまで大きくないです












釣り方も待ち釣りに近い形になるため一匹を大切にしたい釣りとなります












この場合は聞きアワセをした後、手首を軽く返して巻くアワセをしています












キスはそこまで口が強くないため青物のようなアワセはしないほうが良いです













天秤を使用しない場合
ちょい投げ等では中通しオモリやバレットシンカーなどでよりライトなキスゲームを行うということが流行ったことがあります











その場合天秤がないためこちら側がアワセを入れる必要があります












その場合は穂先をピッと素早く動かす感じでアワセを入れています













エサの代わりにルアーを使う場合
虫エサではなくワームや人工虫を使う釣り方があります












高活性時はフグ等の被害を避け、手返しの良いエサとして活躍します












しかし弱点はあります













それが喰い方












少し硬く、味も少し違うためエサと同じ感覚でいるとすぐにエサを離してしまいます












そこで役立つのがアワセ












しかしここでも大きなアワセは厳禁











軽く竿を立てる程度で大丈夫です











総合的には合わせが必要な場面はあるもののいずれにせよ大アワセは必要ないという結論に至ります。












Q2.かぶせ釣り用の牡蠣が手に入らないんだけど?










A.代用できるものはあります!
このブログ内で何度も話題に出したかぶせ釣りですが












毎回エサとして牡蠣を使用しているため












牡蠣が無いと釣り出来ないのでは?と感じる方もいるかもしれません













決してそんなことはありません!












実は代用できる貝としてイガイなどの二枚貝があります











またこれらの貝ですが釣り用として通販で売っていることがあります












参考までに牡蠣はキロ500円程度で売ってるショップもあります












Q.安全装備(フローティングベスト)について
これ3件来てたのですべてまとめて答えます











まず大前提として安全確保の観点からフローティングベストは必須です












その後の話ですが主にフローティングベストは3種類あります











まず一つ
固形の浮力材が入っているパターンです











これはライフジャケットと言ってすぐ思いつく形のアレです












これのメリットは浮力材が固形である点です










このメリットが発揮される場所は磯場です












磯は足場がゴツゴツしているためもし磯際に落ちた時ガス式の場合だと破裂して機能しない場合があります












その点固形式なら別に浮力材があるためそれで浮くことが出来ます












また、浮力材を入れている場所にポケットを設置しているケースが多いため収納性に優れます












夏はかなり暑くなってしまうのが難点ですが渡船を使う際は必須になります













もう一つはガス式です
その中でも腰巻式と肩掛け式があります












腰巻式のメリットはなんといっても設置面積が一番少ないため涼しいです
また、動きやすいためランガンを多用する釣りをしているときに便利です












その反面浮力としては一番心もとないので注意が必要です











肩掛け式はこれまでのベストのいいとこどりをしたようなものです












安全性と機動性を両立しています












デメリットも二つのベストのものを少しずつ引き継いでいます













Q.結局初心者にオススメするべき釣りって何?
永遠の課題です














大体の場合サビキ釣りかちょい投げが候補に挙がります












私はちょい投げの方が良いと思っています













理由としては
①絡みにくい







サビキを初心者に勧めにくい最大の理由意図して仕掛けが絡みやすいというものがあります












アジやサバを狙う関係上どうしても魚が走ることになります












そうなると針が6本程度あるサビキ仕掛けは簡単に絡みます











仕掛け自体はすぐに変えられますがいい体験ではありません











ちょい投げは2本の針かつ枝スが長く、さらに天秤があるため絡みにくいです













②場所
釣り場の選択に海水浴場として開場している場所を選択できるのが強みです












そのような場所はトイレ等施設が充実しているためオススメしやすいです











サビキ釣りには投げる必要がないことやアミエビで魚を寄せることが出来る点等いい点もあるため一概には言えませんが個人的にはちょい投げを進めた方が良いと思っています














いかがでしたか?

























山陰パワー

~数日前~








清水「今度山陰行くけどいい場所無い?」









なぜか情報だけは持ってるヒラシ「天気が良ければ沖波止で大物狙って悪ければ○○っていう港でソイとかアコウ狙えますよ!最悪カサゴ釣れますね」

















さて当日の天気は…?
















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ということでやってきました浜田











この日まさかの爆風ということで根魚狙っていきます












今回使用する竿はキワっ子130

















この竿にした理由はただ一つ
















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このようにテトラポッドがかなり大きいため穴もそれに伴って深くなっています












こんな時に長い竿は便利です












深い穴、テトラ際等いつもの竿では届かない遠い場所を狙えます













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また今回は遠征ということでエサも大量に持ってきました












青虫
きびなご
サンマ
エビ
赤ホタテ耳
















とにかく釣れる釣り餌を用意しました












最高の竿と最高の釣り餌最高の環境!











天気以外は最高のコンディションのこの釣り場で釣っていきます



















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ファーストフィッシュはカサゴ











ただここの釣り場としてはかなり小ぶりなサイズ












未来に期待してリリースし大物を狙っていきたいです
























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とはいうもののなぜかサイズが小さいです

















ここ大体の釣り物サイズは大きいはずなんですけどね





















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ようやくそこそこの大きさになりました












実はこれ以上のサイズがそこそこ釣れる釣り場がここです













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ここでベラが混ざります














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ここで最大サイズが釣れました












このサイズはココでも中々釣れません












この後もスモールサイズや標準サイズのカサゴが釣れ続きました












アコウを釣りたかったところですが爆風のため納竿となりました

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納涼にオススメ!タコ釣りに行こう

お疲れ様です。ヒラシです。












真夏の釣りと言えばタコ釣り!!!














タコは釣って楽しく食べておいしい釣りものなのでオススメの釣りです












ただ昼は暑いという方にオススメなのが今回やる夜のタコ釣りです














使ったタックルはあっぱれタコSPセットの内容を利用しました(写真はタコ釣りセットSP)
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これさえあればいつでもタコ釣りに入門できます!












意外と忘れがちなタコ網を別途買わなくてもいいのが一番助かる点です












また、写真のタコ釣りセットSPにはタコ掛が付いておりエサ釣り等も出来ます











あっぱれタコSPセットにはシンカーが付いており潮が速い場所のタコも狙えます
















執念の夜タコ釣り 2-8 screenshot
実釣ですが餌木の反応が悪いためエサを使います















執念の夜タコ釣り 2-38 screenshot
エサにも反応が無かったので終わりです













お疲れ様でした



















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という終わりは出来ないので2夜目突入です












発光材を付けてアピール力を強くしてリベンジします












これが良かったのか今日は反応があります
















執念の夜タコ釣り 3-52 screenshot執念の夜タコ釣り 3-59 screenshot
ただし二人ともバラします













この調子で大丈夫なのか?













釣れないんじゃないか?













というところで
執念の夜タコ釣り 5-7 screenshot
本命確保!!!













半年経った今書く"極投"レビュー

お疲れ様です。ヒラシです。












今回は以前触った極投のレビューを改めてやります













言語化、他商品との比較のスキルが付いた(はず)ので












この時期に改めて記事を書こうということにしました













まずはスペックのおさらいです
□全長(m):4.5
□継数(本):5
□仕舞寸法(cm):102
□自重(g):506
□先径/元径(mm):2.4/26.9
□錘負荷(号):25-30
□カーボン/グラス(%):78/22

公式紹介文は
最強のバットパワーで化物級のターゲットの引き込みも可能です
飛距離を最大限まで引き出す高反発力と、 大物とのやり取りを可能にするパワー この2点にアドバンテージを絞り、徹底的に 投げを極めるロッドを追求しました
穂先からバットまで高弾性を保てるように、キャストに強いしなりを発生させ、飛距離を稼ぎます

となっています













今回はコチラの紹介文を軸に本当にそうなのか?なぜそうなっているのか?といった












皆さんが疑問に思われている箇所を解決していこうと思います












①バットパワーの秘密
極投はバットパワーを確保するためにカーボンを厚く巻いております











カーボンを厚く巻くとその巻いた箇所は力強く、硬くなります












軽さは少し失われてしまいますが、大物を釣る仕掛けはそれ自体も重くなっているため仕掛けの比重に負けないパワーが必要になってきます。












その面でもバットパワーは重要です










投げ釣りを例に説明すると30号オモリが約112g、それ以外の装飾等を加算すると約130g程度になります。











最低でも漁港の船道(大体4,50mキャスト)まで投げる必要があります











これらに耐えることが出来るパワーが必要ですがそれを実現できるのが厚巻きカーボンです




















このままでは硬いだけで曲がればすぐ折れる棒ですが後述の工夫を駆使してその難点を克服しています












②キャストしやすさの秘密
先程パワーの秘密を書きましたがそのままだと竿にはなりません













というのも厚巻きカーボンは硬くなるため反発力が減っていきます











イメージとしては木の棒にガイドを付けて釣りをしている感じになります












このままでは釣りにならないためとある工夫をしています











それがカーボン比率の調整です











カーボン:グラスはおよそ8:2となっております












これが数多くのテストから導き出した最適の比率です












硬いカーボンに粘りやしなやかさがあるグラスを少し混ぜることで剛のパワーの中に竿の曲がりでいなす柔のパワーが加わります












またキャストしやすくするための工夫はもう一つあります












それはリールシートの位置
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リールシートはグリップエンドから約1mのところにあります











右投げの人だと左腕を伸ばしてグリップエンドを持った場合、右手は右肩の近くに来る長さに調節しています











この長さだとてこの原理を活かしやすく少ない力でより多くのパワーを伝えることが出来ます



















いかがでしたか?












これから暖かくなり、投げ釣りでも大物が釣れるような季節になります













そんな時期の準備として極投を買ってみませんか?

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