2023/06/02
面白い釣り紹介コーナー~チニング初心者編~
一年中狙え、タイ特有の引きを楽しめるということで注目のターゲットです
今日は数ある釣りの中から最もゲーム性が高く、ハードルが低いルアーフィッシング
通称チニングを紹介します
初心者編ということで出来るだけ用語を使わず(使う場合も説明を入れる)丁寧に解説をします
それではやっていきましょう
チニングの魅力
魅力は何といってもお手軽さにあります
竿とリール、ルアーがあればチニングが出来ます
夏等暖かいを過ぎて暑い日が増える日々がメインの釣りですので
すぐ行けてすぐ辞められるのはメリットです
また、エサ釣りにはないメリットとして柔軟に釣り方を変えることが出来ます
後述するルアーの数々を状況に応じて使い分け、一匹を釣ると楽しいです
チヌの生態
釣りで上に行きたいなら魚の生態を知っておく必要があります
北は北海道の南部、日本列島、朝鮮半島から台湾までの東アジア沿岸域に分布する。ただし奄美大島以南の南西諸島には分布せず、ミナミクロダイ、ナンヨウチヌ、ヘダイといった近縁種が分布する。
タイ科の大型魚としては珍しく水深50 m以浅の沿岸域に生息し、河口の汽水域にもよく進入する。さらに河川の淡水域まで遡上することもあるため、能登地方では川鯛とも呼ばれる。環境への適応力が高く、岩礁から砂泥底まで見られ、汚染にも比較的強いため東京湾や大阪湾など、工業地帯の港湾にも多く生息する。冬は深みに移動するが、夏は水深1-2mの浅場に大型個体がやって来ることもある。
産卵は春に海域で行われ、直径0.8 - 0.9 mmほどの分離浮性卵を産卵し、水温20 ℃では約30時間で孵化する。孵化直後の仔魚は体長2 mmほどで卵黄嚢をもつ。体長8 mmほどから砂浜海岸の波打ち際や干潟域、河口域などの浅所に集まり、プランクトンを捕食して成長する。生後1年で体長12 cm、5年で26 cm、9年で40 cmほどに成長するが、マダイと比べると成長が遅い。夏から秋には海岸域で全長10cm足らずの若魚を見ることができる。若魚はスーッと泳いではピタッと停まるのを繰り返しながら餌を探す。水中の砂底で砂煙を上げるとこれらの若魚が近寄ってきて、多毛類やスナモグリなどの餌を漁る様が観察できる。成魚は悪食で小魚や甲殻類、貝類、海藻類、果てはスイカや蜜柑など様々なものを捕食する。
めちゃくちゃ長文ですが要するに日本のほぼすべての沿岸水域にいてなんでも食べる魚です
ただしこのなんでも食べるというものが厄介で正確にはなんでも食べる(ことが出来る)です
つまり数多くのエサがあってもそのたった一つしか食べない日なんてこともあります
そこが面白い場所でもあるのですが同時に難しくもしています
準備するもの
さて準備するものを紹介します
竿はお手持ちの20g前後のルアーを投げられるルアーロッドで代用も出来ますが
やはり専用の竿を手に入れたほうが良いです
これは専用竿ALL RANGE KING
チニングなら万能に使えるコスパのいい竿です
さらに状況に応じて使い分けられる2タイプ販売なのでさらに特化したいときにオススメです
今回は初心者編なのでどちらか一本ということになると思います
となるとオススメはソリッドモデルです
こっちの方は初心者オススメの釣り方の適性が高いためオススメです
リールは2500番台のスピニングリールなら何でもOKです
この文章を釣具屋さんのスタッフに魅せたらおそらく一発でオススメを出してくれるはずです
そんなところ敷居が高くて行けないよ~~~!!!という方へのオススメが
リールに付ける糸(道糸)について考えなくても最適なものがセットされているため分からない人にオススメです
普通にリールを買った人は道糸が必要となります
これはPE0.8号を150m程度欲しいです
PEラインは伸びが少なく、感度が良いためルアーフィッシングに最適ですが
この先に結ぶ糸(リーダー)が必要となります
こちらはフロロカーボン2号が最適です
糸と糸を結ぶやり方は10秒ノットと呼ばれる方法があるのでそれがオススメです
いよいよ本命のルアーです
使うルアーはかなり種類あって迷いがちなので万能かつ動かすのがかんたんなものを紹介
それはワームです
これはシャコやカニを模した柔らかいルアーです
使い方もゆっくりリールを巻くだけと簡単です
最初に貼った商品にワームをまっすぐ刺して使う感じです
両方とも2~3個は最低でも持っておいた方が安心できます
釣り方
どこでも釣れるとは言われていますが一番釣りやすい場所が河口です
河口はチヌが食べるカニやシャコが多く、そのおかげで釣りやすい状況になっています
河口の場合投げる場所は黒くなっている場所の少し先です
黒くなっている場所は急に水深が深くなっている場所か障害物がある場所です
チヌはその周りに潜んでエサを待っているためその周りに投げると良いというわけです
上手く投げることが出来たら糸を出して糸が出なくなるまで待ちます
出なくなった場所が底です
底に着いたのを確認したらすぐにリールを巻きましょう
速さは一秒に一回巻く程度のゆっくりとしたペースで巻くと良いです
時々リールを巻くのをやめて待つ時間を2~3秒作るのもいい方法です
数回投げてダメだったら横に数メートル移動を繰り返してチヌがいる場所を探します
チヌがいた場合、まずコツコツといった底とは違う違和感が手元に来ると思います
これはチヌが口先でエサかどうかを試しているときです
まだ咥えていないので違和感を感じても我慢して一定ペースで巻きましょう
上手くいくと勢いよく引くタイミングが来ます
ココが食べたタイミングなのでそこで思い切り竿を上げて口に針を引っ掛ける(アワセを入れる)
のが必要です
チヌの口は歯もあり硬いので強すぎたかな?と思っている力でも案外大丈夫です
いかがでしたか?